2020.10.23

あれはいつかの夏のこと

わけもなく嬉しくて

狭いエレベーター

心地よい明るさ

ほっとする匂い

畳に腰掛けて

もう一度ここから

私を始めようって

真っ白な季節も 満開の季節も

ららら ららら

ずっとここに居て

喜び溢れる日も 涙溢れる日も

ららら ららら

全て抱きしめていて

暗闇にぽつり 浮かぶ君の

小さな口から生まれた歌が

この部屋に流れ 溢れ 

吸い込まれるときが好きだった

歌とわたし 二人

なぜだか泣けちゃうって

真っ白な季節も 満開の季節も

ららら ららら

ずっとここに居て

喜び溢れる日も 涙溢れる日も

ららら ららら

全て抱きしめていて

まだ まだ まだ まだ

終わってたまるか

この22cmに勝つまでは

真っ白な季節も 満開の季節も

ここに居てよ

大きな木のように

喜び溢れる日も 涙溢れる日も

ここに居てよ

また逢う日まで

真っ白な季節も 満開の季節も

ららら ららら

ずっとここに居た

喜び溢れる日も 涙溢れる日も

ららら ららら

全て抱きしめて 行け

色褪せないように