2018.11.19
19世紀に流行したフリーク・ショー
仕事も居場所もなかった奇形の人々が
神秘的な見世物として多くの人を虜にしました。
しかしそれは20世紀に入り
法規制により衰退します。
"見た目が「普通」じゃないだけで可哀想"
"見世物小屋なんて人道的じゃない"
その同情こそ
差別だと思います。
誰だって普通じゃねぇんだ。
彼らが楽しんでショーをしていたとしたら?
俺はショーをするのが好きだ。
俺たちの戦う場所を
勝手に奪わないでおくれよ。
荒れすさんだ 街の端で
端切れひとつ 身に纏って
人目逃れ 何処へゆく
朱殷色の 涙が滲む
お前はこんな青かったっけ
目が眩んで 世界が曲がる
今日も僕に 愉快な唄は
耳が焼けそう
ねぇ聞いてよ 僕らこのまま
どれだけ生きても 飽き足らないね
照らす太陽 その影を追う
有り余る愛に 行き場は無い
お前が何か言ったところで
僕は 僕の愛に生きるだけ そうさ
胸躍るモノ だけが味方なら
ねぇ聞いてよ 僕らこのまま
どれだけ生きても 飽き足らないね
照らす太陽 その影を追う
有り余る愛に 行き場を問え
ねぇ 聞いてよ 僕らこのまま
どれだけ生きても 飽き足らないね
舞う花々 その影を追う
有り余る愛の 望む先まで